いのちの祈り 参加者の声
●久斉 英子/梵天(アーティスト)
参加後にふり返るといつも心の中に残っているのは同じことで、それは朝、水輪の外に出ると、草木の香りや、きれいな空気で肺が洗われているように、心が洗われた感覚です。誰の為でも何かの為でもなく、ただ無心で音を出すこと。そして、アーティストの方、参加者の方と心を通わすこと。水輪ではいつもその素晴らしさを再確認させてもらっています。この気持ちを忘れず、自分の道をしっかりと歩いていけたら、、、と思っています。そしてもう一つ与えてもらっている人の縁、このきずなも大切にしていきたいですね。
●小林 桃/梵天(アーティスト)
3日間ありがとうございました。鏡池でやった時は目の前に広がる自然がとても気持ち良くて、新鮮な気分でした。そして、みんなと楽しくできたことが何よりうれしかったです。今回の3日間でやっぱり私は太鼓が好きなんだなあということをあらためて感じました。これからも今の新鮮な気持ちを忘れず、頑張りたいと思います!!また来年もよろしくお願いします。
●山田 隆正/梵天(アーティスト)
自然の中で、自然に対して出来る事は何か?出来る(出来てしまう)事は色々あると思うんですが、「感謝する」というのはそれらの中でも本当に大事な事だと思います。
大自然の一部である人間が、母なる大自然に対して感謝の意を表明する。そんな時はアーティストも参加者も関係なくて。(戸隠での演奏は、本当に人前で演っている感じがしないんです)同じ人間として一つになれる。一つになって、大自然に感謝出来る。祈りを捧げられる。そんな素晴らしい場を与えてくれる水輪には、毎回本当に感謝です。その水輪の呼びかけで集まった多くの素晴らしい方々に感謝です。
アーティストとしては、まだまだの部分が多々ありまして。ただ、痛かった肩が治ったり、降りそうな雨がもってくれたり。「何か」に守られてる感じはするんですよね。「人間なんてまだまだだよな」と改めて気づかされる3日間でした。
「大自然の一員として、大自然に恥ずかしくない様に生きる。」――そんな生き方を目指します。
●美由貴
空、雲、風、山、木々、草すべての自然が一体となった中で鏡池の前でみんなで祈った音楽祭が行なわれた。何もかざらないそのままのアーティストの方々の音が魂に響いた。時折ふく風の流れ、日に照らされた草の香り、静かに力強くすきとおった音色が、一人ひとりの心にとどいた。この場に参加できたことを深く、心から感謝しこの輪が少しづつ広がることを確信し、祈っております。
●洋
写真のなかで特に風景写真をとっています。”水輪”で学んだことは自然をあるがままに受け入れる心と自分の気持ちをも自然な状態にかえすことです。自然をよごさない草木を見守ることなどは風景写真の心構えと同じです。この自然を大切にする心が水の輪のように広がることを本当に願っています。
●小林 政高/梵天(アーティスト)
今年も私に素晴らしい場をつくっていただき心より感謝しています。毎回特別な思いで奉納演奏させていただておりましたが、今回その深さは最大になり、体の細胞一つ一つまで、震えるような体験でした。過ごした3日間は、正に予想のつかない感動の連続で、出会った人、出会った場面の一つ一つが、ダイヤモンドのように輝き、今も心の中で光を放っています。癒しの森の音楽祭が今後どの様な姿に成長していくかわかりませんが、第一歩をふみ出した今、原点を忘れることなく、広がっていくよう、私自身がまず、心清らかに日々挑戦していきます。
●小林 桃/梵天(アーティスト)
私は、水輪で、数えきれないほどのことを学びました。森田さんのヴァイオリンを聞かせていただいたとき、私は涙がこぼれそうになるくらいとても感動しました。松本さん達の演奏やロスボンボスの演奏もとても素晴らしかったです。新しいことを取り入れていくときは、自分の中にあるものを捨てていくということや、みどりさんは、人を見かけでは決して判断しないで、その人の深いところを見ているんだなと、自分が恥ずかしくなりました。私はこれから太鼓をやっていく中でエゴを捨て、人の心にひびくような音をだして行きたいです。そして父のような澄んだ心を持つ人間になりたいです。
●りよこ
自然と一体になって音楽をみんなで分かち合えて、心と心が一つになって放たれる音楽のすばらしさに、感動しました。私自身がはだかになりきれるまでに、少し時間がかかりましたが、なんとかつくろう自分を捨てて、はだかの自分にふれる事ができた時、こんなに楽な気持ちになった事はありませんでした。
●弘美
二泊三日を家族三人で参加することに、かなり不安がありましたが、自然の流れの中で心が一つになれとても充実した合宿でした。娘の為と思っての水輪との関わりでしたが、結局は私自身の為のものでした。
早穂理ちゃんの無垢なお顔を拝見して、なんて美しいと感動しました。彼女の前では、すべての虚飾は通用しませんね。あるがままを自然にだすように人々を導いて下さいます。
主人のバイオリンを以前から早穂理ちゃんに聴いていただきたかったので、主人に無理矢理に楽器を持ってくるようにと言いました。皆様のやさしさであの様なチャンスを頂けたこと、本当に嬉しく、その場に居あわせた娘も大変喜び、その晩は、めずらしく安眠しておりました。すべてに感謝!
●茂哉
気の良い場所、部屋、食物、雰囲気、参加者(各々の問題を抱えながらもすばらしい人達)、音楽、舞に恵まれ鏡池での「癒しの森の音楽祭」の最初の参加者となったこと、すべてがすばらしかった。
まずは娘の心のいやしと今後生きていくためのしっかりした自覚と方向性を自主的に見つけてもらうことが第一だが、ここでは、その親としての心構えとその実践を目の当たりにして学ばせて頂くことが多かった。それにプラスして自然環境の大切さ、自然食のもつ本当の意味、宗教心、本音、芸術の本質、エゴの排除など、水輪を情報発信地として全国に普及していくことを願っています。
●美佐子
前夜祭に鏡池の「癒しの森の音楽祭」に、スペースでの祭りに想像以上の幸せを感じ、お部屋にいても、外に出ても、食事も本当に本当に(こんな時は寝ている時だって)24時間、ぜいたくで、ここに居る私は幸せだナァって思う。いろいろな事、感じましたが、文章となると、幸せな日々だった。が結論になってしまうのでしょうか。