〈8月合宿会〉 2001年8月25日〜26日
●博昭
森信三先生の世界のお話とばかり思って参加しました。これも御縁でしょうか、瞑想と内観のワークショップで、むしろ私にとっては、どっぷり魂の充電をさせて頂きました。塩沢ご夫妻を中心にスタッフ一同の大自然の中で、早穂理ちゃんと生きる姿を見て、感動しました。
神渡先生は、今回、ゆったりと大自然の中で直々にお話を伺えることも出来て、ワークショップも参加者が一丸となった充実した場を盛り上げて頂きました。豊かな笑顔と飾らないお人柄が、天性とでも申しましょうか、全てを包み込む人間性を感じました。
内観のワークショップでは、あの大きなお体で正座して、体をまるめ三拝し、内観者の感じたものを、しっかりと受け止めている真剣な姿に、神渡先生だからこそ出来る神聖なものを感じました。
今回はスタッフの方一人一人の紹介と水輪での生活の感想をお聞きしましたが、皆さん各々に塩沢ご夫妻の生命に燃ゆる生き方に、すべてを託して、日々を過ごされていること、期間は長短ありますが、この期間は一生を生き抜く原動力になることは間違いありません。
私の人生の師、森信三先生は、「一生の中、逢うべき人には一瞬早からず、一瞬遅からず、逢えます。」
水輪で日々を過ごしているスタッフの方皆さんの清らかな、澄んだ生き生きした眼差しが非常に印象的でした。●清子
今回初めてこのようなワークショップに参加し、期待以上の結果が得られ、自分でも驚いています。私があんなに泣き虫だったとは…。でもとても気持ちのいい涙を流すことが出来ました。
神渡先生の内観がきっかけで、自宅に帰ってから、いろいろなことが記憶の底から湧き上がってきました。私は感じていたのでした。ただ、遣り場のない怒りからその当時のことを封印していたようです。自宅に戻ってからも「気づき」が継続されています。
また今回、魂の成長を願う多くの皆様方と良縁をいただき、学ぶことの多い有意義な2日間を「水輪」という清浄な場で過ごさせていただいたこと、とても感謝しています。
多くの皆様に「生かされている自分」を自覚し、感謝の心を忘れることなく、日々謙虚に一日一日を大切に生きていかなければと思っています。●明良
夜の瞑想と2日目に内観を行いましたが、やっと内観の意味が分かってきました。
そして、朝食の時、水輪のスタッフの自己紹介で、最近水輪へ来た若い人たちの話を聞いていると、涙が止まりませんでした。お父さんを亡くされた人、自分を見失ってしまった人。
何に感動したかと言いますと、それら失ったものを取り戻そうと努力した事。
いま、この世に多くの方が悩み苦しんで、自分の大切な命を亡くしたりする方がいますが、この水輪の若いスタッフのように懸命に立ち直ろうと努力する事がすばらしいと思います。
今回の研修では神渡先生との出逢いからいろいろな体験、気づきをさせていただきありがとうございました。●和子
1年中、時間に追われるようにして、「忙しい、忙しい」と言っているので、忘れかけていたことを思い出させてくれる貴重な時間でした。
忘れかけてしまう1番は、自分の内なる声を聞くということです。ともすれば人の評価や意見ばかりが気になってしまい、それに使われしまうのでまずいつも自分の内なる声に耳をすませていなければ、と改めて気がつきました。その他にも今、自分がもてる時間を100%パワフルに生きること。何か決定的な瞬間をまつのではなく、まさに、「今」を意識的に行動することの大切さも改めて思い出しました。
私にとっての「水輪」とは、何かを教えてもらう場ではなく、自己確認の場であり、皆と共に学び合うための場であると思っています。今回、特に若い仲間が増えたことは、うれしいことです。いろいろな発見をして、さらに大きな気づきがえられるよう、皆ではげましあっていきましょう!
最後になりましたが、さおりちゃんも、相変わらず、私達を力付けてくれる存在ですね。いつもありがとう。