これまでの人生で求めてきたこと 「お金、地位を求める生き方から、大宇宙に身を任せ、与え尽くす生き方へ」
今までの29年間を振り返って時にはお金、時にはやりがい、時には地位、時には夢を追い求めて、それを現実化させるために生きていきました。何をあせっているのか、いつも走っていないと仕方がなく、何もせずにぼーっとしている時間が嫌な人間でした。
高校生の頃、よく私はビックな人間になるんだ、と言っていたのを思い出します。そのころは女社長にでもなって有名になって、人に影響を与える人間になって、名を残して死ぬんだと、いう夢がありました。今から考えると勉強もできないし、社会にも出ていないうちから何をいっていたんだんだろうと、笑えてきますが、とにかく若さと勢いだけでした。
私の求める方向が変わったのは、26歳頃です。エアロビクスのインストラクターからマッサージセラピストへの転職を機に東洋医学から東洋思想に入り、またお客様を施術していく中で目に見えない「気」といい存在を知りました。目に見える物と見えない物。今度は見えないものへの追求です。
マッサージセラピストになると同時期くらいに、マクロビオティック食事法に出会い、肉体的な悩みを解消。当時職場での人間関係に苦しみ、心理的、精神的悩みの解消法として、さらに厳格に宇宙の秩序を食事や生活、心の持ち方に取り入れ、悪想念をすてることができました。その恍惚間、幸福感を伝えたくて、マクロビオティックインストラクターへの夢にむかってますます頑張っていました。肉体、精神の病の原因は何か?心の体の関係は?どの様にすれば救われるのか、を三年間追求しつづけてきました。
そして今、求めているものは何か?と言うと「何もない」のです。昔はお金も求めていました。夢を叶える手段として。親を楽にしてあげたくて。服を買ったり、本を買う為に。今は興味がありません。通帳の残高がゼロでも不安がありません。昔はやりがいを求めていました。勘違いをしていました。目の前にあるのに気付いていませんでした。やりがいのない行いほど何一つないことがわかりました。
昔は地位を求めていました。出世して自己をアピールしたかったのです。えらくなりたかったのです。今はえらくなりたくはありません。
昔は夢を求めていました。自分の思い通りに物事を運ばせる為に必死でした。今は夢は捨てました。「無心・無欲、大宇宙に身を任せ、与え尽くす生き方」これを知った時、魂が歓喜に湧きました。私が求めていた探していたものにやっとめぐりあえたと思っています。なぜワーキングスタディーを志したか?
「水輪の想いと私の想いが同じであるという共鳴に導かれて」
今まで、散々好きに生きて来て、思いを実現させる為にいつも何かを求めていました。きっと気付かなければずっと同じ環を巡っていたと思います。自我、自欲を消し、感謝一念に、求める生き方から与える生き方にシフトしよう、あとは宇宙におまかせしよう・・・・と決意した時に導かれたところが水輪でした。
浅い人生経験の中ですが、人の本当の幸せは目に見える外的なものの中にあるのではなく、心の中の豊かさを得ることの中にある、という気づきから、人を不自由にしている想いから解放してあげたい、そのお手伝いをさせてもらいたいと思いがずっとありました。
水輪の想いと私の想いが同じであるという本質の共鳴で導かれたのでしょうか?
まだまだ、私自身磨き上げていかなければいけない段階ですので気付いた事を日々実践していく場としてワーキングスタディーを申込ました。2004.7
京都府/20代/女性
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