なぜ、ワーキングスタディを志したのか

「確信したことを実践する」

Mさん(女性/40代)

「なぜワーク&スタディを志したか」

 「これまでの人生で求めてきたこと」の中で、今生を掛けてすべきことを確信したと記しましたが、日常生活を営みながら、その事を腑に落とし、実践する事が難しい。求めてはいるものの、その事を除外しても、又夜は明け朝はやってきます。そして又同じ葛藤を繰り返し年月を重ねてゆく事をやめたくなりました水輪にご縁を頂き私の人生に生かさせて頂きたく、志しました。

「これまでの人生で求めて来た事」

 私がこれまでの人生で求めて来た事は、今の自分でないより良い自分になる事でしょうか。より良い自分に変わる為のきっかけとして立派とはいえない両親の元に生まれ、二歳半で伝染病患者の隔離病棟に数ヶ月入院し、と色々な事が私の人生に起こりました。色々とあった出来事の中で、最も深く考えるきっかけとなったのは、私の体に数年に及んで、痛みをもたらした、子宮内膜症、卵巣のう腫という病気です。病院での検査の結果、悪性ではなかったので病巣は温在し、共生するというのも選択肢の一つであったのですが、私は敢えて、子宮及び卵巣の一つを摘出する手術を受ける決断を誰に相談する事も無く下したのです。
 その後、数年経った後、私の葛藤が始まった様に思います。葛藤の末に生じた感情は、“怒り”でした。その矛先は家族に向けられました。勿論一番の相手は主人でした。あんな決断をさせたのは主人だ。私の間違った愚かな考えを作る元を用意したのは主人だ。それからの私は、些細な事をきっかけに、主人にケンカをふっかけ、結末はいつも私の間違った手術をさせた事に対する批判でまとめられ、終始していました。
 二千年頃、レイキを知り、今まで全く知らなかった目に見えない事の働きや考えに出会いました。人の意識が世界を作る事。想いは光より早く届く事。人生に意味の無い事などひとつも起きないという事。自分に起こったことは、すべて自分の責任という事。毎日ケンカが絶えず、黒い雲に覆われた、母の愛人を容認し、実父を疎外しつつも家族という形を維持した私の育った家庭。そこで生まれた事。幼少の頃伝染病にかかり親から離され隔離されたこと。生まれてから今まで、私の身に起きた事全てに意味があるなんて!!何故ならば、それは魂を向上させる為。この真理に行き着いたものの、私の腑に落とす事がなかなか出来ません。しかし、冒頭で述べた様に、今生を掛けてすべきことに革新が持てたことは幸いです。

40代/Mさん

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