なぜ、ワーキングスタディを志したのか

自分自身の生き方を見直したい。また、自分自身を知りたいためです。

Mさん(女性/30代)

これまでの人生で求めてきたこと

私が、今までの人生の中で求めてきたことは、「本当のこと」とは一体何か、ということかと思います。
人が生まれおち、さまざまな環境で生きていく中で、「人が人たらしめる本当の意義」、「何故、人が存在しているのか。」ということを意識的、無意識的に探し求めてきていたのかもしれません。そして、私自身は、だれなのか?ということを。

幼いころは、まだまだ周囲の影響を素直に受けやすく、身近な人々の反応により自分自身を確かめ成長してきました。学校に入り学びを通し、少しずつ知識や情報を得ることを知り、社会に対する疑問を感じ始めたのが学生時代。
自分自身の考えや感じ方と周囲との差異に対する答えを探しだそうと、歴史を知り、本を読み、各々の時代に生きた人々の考えにふれる中で答えを自分なりに探そうとしていました。
特に、戦争の歴史を通し、同じ人間同士が冷酷、無残な行いをしたことは、大変なショックを受けると同時に、何故そのような犠牲を払ってまで戦争をしたのか、と頭を抱えていました。当時の人々は、そのような行いを正しいものと捉えていた方がほとんどだったかもしれません。しかし、時代によって正義や正しいものは変わるのか、変わるものであればそれは本当のこと(真実)ではないのではないかとも考えていました。
卒業後、社会人となり、会社で仕事をする中、ますます本当のことを求めることは、難しいことであると痛感していきました。取るか取られるか、白か黒か、等、中庸のない、短絡的な解決方法から決定される毎日に、本当のことを求めれば自分自身が辛くなるため、あまり考えないようにしてきました。

しかし、短絡的、場当たり的なことが長く続くはずはないと心のどこかで思っていました。

そのような中、空虚感を埋めるため、外へ向かい一瞬は満たされたかに思えた心の内が、あっという間に再び、空虚感に浸り始める自分自身がいました。このようなことが長く続くのだろうか…との疑問が生じるとともに、自分自身も場当たり的な生き方になっているのではないかと、気づくようになりました。そして、本当の意味で人間らしく生きるとは何か、ということを再び考えるようになりました。

幸せになることを求めて発展してきたかと思われている技術や医療が、環境や地球の寿命を短くし、その影響が人々にも向かってくる中、対立した概念や考えでは、地球、人間ともに決してよい方向には向かって行かないのではないかとの気持ちが強くなりました。

そう考えれば考えるほど、自分自身がやっていることに疑問や矛盾を感じ始め、このような状況をどの様に捉えたらいいのか、と考えあぐねていました。確かに生活するためのお金、等、必要なことはあります。

しかし、それを得るがための犠牲が結局、自分自身にかえってきているのではないかと、感じるようになりました。自分自身の心の内を見つめる中、環境や地球の寿命を縮めている要因が自分自身にもあることに気づき始めました。心の内に、いつの間にか無意識に存在していた数々の考えや感情が浮き彫りにされてきました。きっと今までもあったものでしたが、見ないよう、触れないように蓋を閉じ、やり過ごしていたのかもしれません。そのような中、自然療法の知り合いから、フラワーエッセンスをきっかけに、自然界の持つ人間の頭では図りしえない力をしるようになりました。食事を変え、心にいれるもの、頭で考えるものを変えていく中、本当に大切なものは、外にあるのではなく、自分自身にあるのではないかと気づくようになりました。それは、ただ自分一人で得るものではなく、すべての繋がりの中で生まれてくるものなのかもしれません。今までの価値観からの卒業とともに、また今までの体験があったからこその気づきであることをふまえ、新たに、生きていこうと思っています。

なぜワーク&スタディを志したか

自分自身の生き方を見直したい。また、自分自身を知りたいためです。

自分自身の今までの価値観の変化により、本来の自分自身を発見したいとの思いから、

また、自分自身は何ができるのか、何をしたらいいのかを見つめるためです。

(東京都/女性/30代)

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