2003年水輪通信43号より          

日々の生活と仕事を通して

ワーク&スタディに参加して
現在、水輪では4名の実習生が日々自己を見つめ、自己を成長させていく気づきの生活をしています。
毎日書いているワークシートからその一端をご紹介させていただきます。
 

●M.N. さん(今年3月より参加)

「なぜワーク&スタディを志したか」       

 私が、ワーク&スタディを希望したのは、自分自身をとことん見つめる生活が今の自分に必要だと思ったからです。そして自分の中にあるマイナスの感情、プラスの感情をしっかりと見極め、マイナスの感情はうまく流せるように、プラスの感情はうまく引き出せるようになり、自分という人間の土台をしっかり身につけていければいいなあと思っています。

 人間として生きる上での生活を普通にこなし、そこから色々なことを学び、自分の成長の糧にできるようになれればとても幸せだと思います。また、共同生活をすることで、協調性を身につけることができたら、人との関わりというものについて色々と気づくことがあるのではないかと思います。ワーク&スタディという生活の中で、まだ私が気づいていないものに1つでも多く気づくことができればいいなあと思います。ずっと自分という存在が認められなかった私にとって、自分をとことん見つめる生活は人生のうちに一度は経験しなければいけない道のように思います。

●Y.Y. さん(今年1月より参加)

 ワークの最中、怒ったり、緊張したり、弱気になったりした。また感情が波立っていい経験をしていった。何でも人に頼るのではなく、ちょっと自分で考える機会が何回かあって自分は考えないで、人に頼ってしまったことも何回かあった。厨房では何度か、ボーとしていたのか、指示を待っている時間が長かったように思う。みどり先生のお話で2人以上は組織という事。21世紀の組織は、ピラミッドではなく、水の波紋のような形になるよと。友達のことが手紙に書いてあったのでお話を聞いていて、少しその当時に思いをはせていた。色々と複雑な思いはあるけど、今晩の夕食の時のように自分を出して笑ったり。お風呂をいただいて一人の時にパッと鏡を見たら、目が輝いていたりしてたからうれしくなった。よくなっていけるのだなと思って、うれしくなった。友達にもいつかは会えたらいいのだ。

●佐藤 理恵 さん(2001年2月より参加)

・まわりに自分が巻きこまれないように。どーんといれるハラを作りたい。目標だ!マサ子さんの話を聞いている時の自分は、冷静に割と客観的に聞いていた。聞いていて話の問題点が見えたので必要以上に無駄なことはしないようにした。体がつかれていると、自分の弱い心に引っ張られる。そういう時には、やっぱりきちんと物事を分かっていて、助言をしてくれる人と話した方がいい。

・やりすぎに注意。調子に乗らないよう明日も過ごす。セミナーに入るので、母屋にいる人間として皆の動きを補えるように動く。

 自分の問題点→自分が指示についていけない時にムッとしてしまう。相手を嫌な気持ちにさせてしまう。マイナスな気持ち、言葉。そういうのは相手をイライラさせてしまうだろう。自分のクセ、それを取っていきたい。

●T.O. さん(2001年11月より参加)

この一瞬にどれだけ渾身の力を出せるかが決まる。今に十分に意識を持って作業にしろ集中して何事にもやってみることが全部大事なはず。ゆっくりでもいい。でも出来る限りぺースを崩さず少しでも早くできることが大事。

☆4月1日現在、総勢10名が生活しています。4月中にスタッフと実習生として、1名づつ参加の予定です。

 

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