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国際アントロポゾフィー医学ゼミナールボランティア参加者の声

参加されたみなさまからお寄せ頂いた感想の中から一部をご紹介させて頂きます。

T・Iさん

4.30

こんにちは。

今日初めて水輪にお邪魔させていただきました。

中先生の気功情報からご縁をいただき、来させていただきました。

今日から4日間農業(ファーム)ボランティアとして参加させていただきます。今日は初日、長年やりたいと思っていた土いじりができました。今日やらせていただいたのは、?野沢菜の花芽とり、?田んぼの苗ハウスのビニール・アルミとり、?トマトかナスの苗を移すためのポットへの土いれです。

?一つ一つとるときにいただきますという思いでとらせていただきました。時々、上手くポッキリといかず、皮がベロンとなり、ごめんねと心で言いつつ…。植物って白い液が出るんだなぁと久々に見ました。

?田んぼは、10年来行きたかった所の1つで、祢津さんの丁寧ないろいろな説明に感謝しつつ、作業の中でいろいろな発見がありました。カエルがたくさんいること、土の中で裏返っている子もいる。もち米とうるち米の見分けがまったくできないこと。もち米もうるち米も芽1つ1つが出てる長さ、向き、趣きが違うということ。精米されたものしか食べてこなかった自分は、芽の段階でこんなに個性があるものを私たちは口にしているのかと思い、多様な個性を口にする私たちは、その多様性を含んだ命だと思うと面白い発見でした。

また、クレソンが水の中に生息するのを初めて知り、新鮮な喜びでした。

?ポットの土入れはそれぞれのポットの土の密着の堅さを一定にする難しさを感じました。きっと作物の種類によって土の堅さなども変わるのだろうなぁと思うと奥深いなぁと思える作業でした。

昼・夜いただいた2回の食事はものすごい量にまずびっくりしました。そして、おいしかったです。

今を生きるということを私も大切にしていますが、今日久保さんからも水輪で大切にしていることだと聞きました。

今日の出会いと一日に感謝します。ありがとうございました。

5.1

今日は2日目。まる1日を体験する日。予期はしていたが想像以上に腕が痛い!!疲れる方が多いかと思っていたが、筋疲労がかなりきつい今日。明日私の腕は果たして動くのだろうかと心配だ。

 農業をこんなに長時間やったのは今日が初めて、見聞きはしていたが、地道さ、根気、そして筋肉のいる仕事であることを知った。とても大切な学びとなった。そして今日は作業の中で、雑草ギシギシとタンポポの根の深さ、立派さに本当に驚いた。すごい生命波及力。力強く、なかなか土から抜かせてもらえず、そして私は筋肉痛。また、種まきの溝の深さを改めて浅いということを知った。雨の前日にワザワザまくのもびっくり。雨で流れるのでは?と思ったが、そうではなく定着と生育を促進するとはびっくりだ。

  今日も素敵な一日を過ごせた。

  皆様に感謝。

  ありがとうございました。

今日は明日の筋肉痛の度合いを楽しみに寝ます! 再見!

5.2

今日は素直に眠たい。

普段しっかりと睡眠をとるタイプなので、ちょっと寝不足なのだろう。

今日の作業では、レイキの使い方が少し分かった気がした。祢津さんには大きく使うのがポイントと昨日も言っていただいていたが、今日は更により理解できた。この3日足腰の使い方で体の負担をどう減らせるかというのの1つのヒントになった。太極拳や気功と思ってレイキを使えばとても面白かった。腰の負担感も少し変わったように思う。あとは、より体の軸か脚の使いを変えれば、よりよい形になりそうだ。

 そして今日は送り物(贈り物)となる野菜たちの収穫をさせていただいた。スピーディーに収穫するのはなかなか難しかった。まず、どの子をとるかをすぐに見つけられることが必要と感じたが、さすがにこれは数日の農業体験では難しいなと思った。

今日一番スゴイなと思ったのは、寒い雨の中も畑に出て作業を続けるスタッフの方の姿。

晴耕雨読とばかり思っていた自分にはこれがリアル農業なんだなと大変勉強になりました。

今日もありがとうございました。

5.3

今日は来る一日ボランティア研修の最終日。

怒涛のように過ぎ、いろんなことが思い出しづらい。確か今日はポット土入れ、苗のポット移し、オアシス用の小松菜・ラディッシュ採りと計量までさせていただいた。

 うーん、やっぱり怒涛すぎたようで、頭の整理ができないらしくうまくでてこない。のんびりタイプとしては、としては脳が休眠中。こういうときは、睡眠脳にあとはおまかせが一番。

 今日もありがとうございました。

5.4

本日最終日。

振り返ると、またたく間の4泊5日。

本当に貴重な経験と学びをさせていただいたと思っています。

体も少したくましくなったように思います。

こんなに多くの人たちを連続して寝食を共にしたのは、学生時代以来のことだと思います。そして、それぞれが多種多様のバックグラウンドや課題をもってるということはボランティアが始まるまで、よく分かっていませんでした。それだけにこの数日間、何をどこまで話してよいのか、接し方はどうすればよいのか、接し方はどうすれば良いのか、模索しながら過ごした部分もありました。

 また、初日に食卓とスピーカーでの先生方とのやりとりには、正直驚きました。そして口調もハッキリと強く、お姿が見えないままのやりとりは、今までに味わったことがない感覚でした。戸惑いがあったのも正直な感想です。しかし、スタッフ・研修生のお姿を見て、双方に信頼関係がしっかりとあるのだと、そう思いました。

 

 甘えとけじめ、そして諭し。叱るという行為、そういったものを改めて考えさせられる数日間だったと、そう思いました。

 自分は。10年以上の月日をかけ、自らが内面を見つめ、人と出会い、意識的に変わってきました。その際、自分にとってボーッとする時間か静かに自分と向きあえる何もしない時間が必要なタイプでした。

 しかし、水輪での先生方とみなさん、また生活や仕事のあり方は、ハードだなと正直感じましたが、医療従事者として、メンタルや脳に課題を持つ人に向き合う時、いかにあるかということを改めて考えるきっかけになったと思います。

  もう少し書こうと思いましたが時間になりました。

こうした貴重な機会を私にもたせて下さった水輪の皆さま、この場に感謝しています。

ありがとうございました。

祢津さん、農業ちょろり、ちょろりと続けていきます!

ありがとうございました。

J・Kさん

4.29

今日一日は、4時半から集合して最初は頭が眠っていて体が全然思うように動かなかったです。

朝から自分が思うように動けるようにがんばります。

お風呂掃除ではどのようにしたらキレイになるかを目的にしました。

キレイになってお客様が入っているのが想像できました。

すごい集中力と達成感が感じられました。

一生懸命にやることで、心まできれいになりました。

まだまだ言われたことでいっぱいになり、考えて動くことはできないですが明日も自分が出来ることを全力で頑張ります。

4.30

今日の目標は呼吸を意識して、言われた仕事をすることです。

昨日まで息があがってしんどかったお風呂掃除が今日は息を乱すことなくできました。

意識こんなにもすぐ変わることができることが分かりました。

一つ一つの仕事が息が上がらないことで少し丁寧にできました。

今日が最終でした。

ボランティアに参加させてもらって父親が癌になって初めて自分と向き合うことができました。

来る前まではどれをどうしたら正解なのかばかり考えていました。

自分の夢を追いかけることか父親の作ってきた会社を継ぐことがいいのか、分かりませんでした。

何ごとも頑張っていれば自分の道が開けてくることです。

この水輪で学んだことを人生の基本にしたいと思います。

この先しんどいことはたくさんあると思いますが、困った時には原点である水輪の考えでいきます。短い間でしたが大変お世話になりました。ありがとうございました。

Y・Hさん

〈内容〉

11:30 到着

     ↓

    昼食配膳                                                                                                                                                                                                                                                                                     

16:15厨房準備・片付け

到着してすぐの昼食の配膳では慣れておらず、最初オロオロしていまいしたが、久保さんが次々指示してくださったので、周りの方と協力して準備をスムースに終えることができました。

夕方からはみどり先生のお言葉で厨房に入ることができ、感謝しています。以前のファームステイではあまり見ることのできなかったグリーンオアシスですが、皆さんのキビキビとした仕事ぶりに圧倒されつつ、1つの目的に向って協力しあうということに気が引き締まる思いでした。

個人的には作業に追われてしまって、反省すべき点もありますが、近くにいる人に声をかけられながらサポートして頂きました。又、前回から1年半ほど時間が経っていますが、スタッフ・実習生の皆さんが覚えていてくださったこと、とても嬉しいです。

今回は短期間で、どのくらいボランティアとしてお役に立てるか分かりませんが、精一杯皆さんと同じ目的に向って頑張りたいと思います。

4月30日(月)

〈内容〉厨房準備・片付け

ファームの時と違い、限られた空間の中で多くの人が仕事をするということで、それ相応の工夫がいるのだと強く感じます。(ファームのように広すぎる空間でも、また別のくふうがありましたが)

今日は昨日の反省を活かし、自分の中でも注意する点(お客様の前で食器の音を立てない等)を強く持って臨み、100%ではありませんが、前日より良い状況になったと思います。普段の生活でも、もっと自分への振り返りを重視すべき…と感じました。

夕食時間には自己紹介としてスタッフの方々が、ご自分について話をされました。「自分と向き合うこと」という点で色々な悩みや心の葛藤があることが伝わってきました。私自身、前回自然農法やレストランへの興味から訪れた水輪で様々な気付きや学びがあり、感動や共感など、忘れがたい経験でした。特に1つの事で自分への向き合い方を変えねばと、転機になったのは、子を持つ親の偉大さに触れ、自分達に子供ができないことに向き合わねばと思ったことです。その1年半前から婦人科にかかり始めました。結局、特にこれという原因は分からず、治療は受けながらも、何の結果も出ないままの1年半で、これは意外と辛い思いも多く「自分と向き合う」ことの大変さと感じています。何となく過ごしていたら、自分をごまかしつつ傷つかずに生きられるのかもしれませんが、先に何かゴールや通過点が見えるかもしれない、でも辛い自分と向き合う道を選ぶこと、これは水輪の方々から学んだ大きなことです。

今回、思いを新たに、また帰宅してからも忘れず、進んでいきたいと思います。

5月1日(火)

〈内容〉厨房準備・片付け

3日目で全体の流れがわかってきたところで、今日は今までの反省を活かし、より円滑に進めたいと望みました。

朝は早いですが、朝食前の空気は心地良く、陽の光もやわらかで、その中の張りつめた空気は気が引き締まるように思います。

昨日、今日と感じたのは、その後の昼食前の仕事が、眠気も出て来て且つ目の前に控えた仕事量を思うと、少し空気がピリピリするように思います。

昼食時の厨房ミーティングで千紘さんが厨房チームに対してもっとボランティアが動きやすいよう指示を出した方が良いと強く提案されました。こういう場面でヤッパリ提案できる姿勢は素晴らしいと思いました。厨房の中全体を見れているという事に加え、積極的にチームを良くしていこうとする、その行動力に感心しました。

常日頃から職場で「リーダーシップの要件」を満たす行動指針を言われていますが、まだ

年齢も若いのにそれを実行できる人を見ることができ、自分自身への振り返りと共にすごく学びになりました。

短期間なので水輪の方々のごく一部だけを見ただけで他にもそういう方はいらっしゃると思います。1年半前に比べより進行された姿を見て、私ももっとしっかりしなくてはと思いました。

当初は今日の昼すぎで終了する予定でしたが、延長させて頂き、夜まで参加したことで、得られたことも多かったと思います。

今回もお世話になり、皆さまに感謝しています。ありがとうございました。

S・Fさん

4月27日

前に宿泊客として来た時の静かな宿と違い、大勢のお客様を迎える張りつめた皆さんの気持ちが伝わり、次第に私もその一員という張り切った気持ちになって、充実した1日を過ごす事ができました。皆がその人なりに精一杯働き、互に認め合ってやっている若い人達に感心しました。

明日はどんな働きができるか、どんな仕事があるか、力一杯働く事を楽しみにしたいと思います。

4月29日

3日目となり、体も慣れ、自然の中で働く喜びも感じてきました。夕方1時間の休養を頂いたり、早く帰して頂いたりしていただき助かりました。

年令のせいもあり、若い人から何回か注意され、ちょっと勝気な心が出てむっと思ったりしても、又すぐ笑顔で接してくれるので救われました。

排水に対してもう少し注意をしたらいいのではないかと思いました。油物はいらない布や紙で拭いてから洗ったら余分な洗剤を使わず無駄な水を出さず、油を流さないですむのにと思いました。

大勢の人数で働く時は台所の食器棚の前のすのこが中広くて動きにくいと思いました。

4月30日

あっという間に帰る日になりました。1日何もしなくても過ぎて行く時間を精一杯働いて若者達がきたえられて行くそばで清々しい長い1日を過ごす事ができ、改めて、私だってもっと働くことができるのだと思い、エネルギーを頂いた気がします。お疲れ様と肩をもんでくれる人、背中をさすってくれた人、笑顔を見せてくれた人、とってもうれしかったです。

侑ちゃんが12才から水輪に来て今15才と聞き、素晴らしい教育の場にいるんだなと感心しました。24時間色んな事が起こる事でしょうに、我が子だけでも大変なのに志を持って育てていらっしゃる事に改めて敬意を感じました。

また新鮮なお野菜のとれる時期に訪ねる事ができたら良いと思います。

皆さん本当にありがとうございます。

R・Kさん

水輪、研一先生、みどり先生、スタッフ、実習生のみなさまへ

この度は、9日間ボランティアでお世話になり、本当にありがとうございました。「いまここ」を生きるという在り方は、日々の生活に活かしてこそ、日常生活で実践してこそ、最大限に、無限に人の命が輝いていくことにつながっている。そんなふうにも感じました。

 自分自身の感情にも向き合うことができ、色々な気づきも発見しましたし、私らしさ、自分らしさ、自己の存在感についても、改めて、認識することができました。

 また、水輪のスタッフ、実習生の方が一生懸命生きる姿、学ぶ姿勢にも、とても感動しました。ありがとうございました。

 以下はお給仕などをしていて気づいた点です。

・お子さま用の食器があるといいのではと思いました。スプーン、フォークなどは今あるもので対応できますが、グラスで小さめのものがあると良いと思いました。

・     フロアと厨房のドアの所にパーテーションがあると良いのでは。一回一回ドアを開閉せずに済みますし、レジをする時、炊飯器からご飯をよそう時、同じカートを使っていて、非常に作業がしにくかったことと、パーテーションで区切った方がお客様からの見た目もよいと思いました。

・     作業台(カート)がもう何台かあると、準備片付けがさらにしやすくなると思いました。カウンターだけでは盛りつけをしたり、お給仕で使うサーバー類や、お茶碗類を置いておくのに、スペースが足りないように思いました。

・     なるべくなら、残飯や下がってきた食器類を整理する時、お客様に見えるところでしないほうがよいと思いました。例えばパーテーションを用いてその裏でするなど、配慮が必要ではないかと思います。

・     調理する方は検便はとっておられるのでしょうか。

私が勤めていた自動養護施設では、職員が毎日、お食事を作るので台所に立つ職員は全員月1で検便をとっていました。食中毒の観点からどうされているのかなと思い書かせていただきました。

・     母屋でお食事をいただいて、毎回とてもおいしいお食事で楽しみな時間でありました。

ちなみに帰ってから体重を測ったところ1.5kg減っていました。栄養バランスのある、加えて心のこもったお食事、そして、体を動かすことをしていたからですね。ありがとうございました。

何か理由があると思いますが、今後社会に出たり、家庭に戻る方にとっては、食事の時間、食事の在り方は必要不可欠になると思います。体のため、心のために、食べ物をいただくにあたり、なんと申しますか、それらを疎かにしないために、社会一般で通用するように、お茶碗を用いるという点は大事ではないかというのが、私の考えです。

お食事には、作ってくれた方、食材そのものにも愛がこもっているので、それを大切にするためにもと思いました。

・     ボランティアをするにあたり、持ち物の点で、水筒を持ってくるなどの記入もしていただきたいと思いました。また、大まかなタイムスケジュールがあると事前にイメージができ、よいと思います。

以上長々と書かせていただきましたが、水輪のますますの発展をと思い、書かせていただきました。

 最後に、ボランティア初日の自己紹介で、スタッフ実習生のみなさまが、ご自分のことをしっかり話されている姿を見て言葉で表現できるということは、自分の状態を自覚していないとできないことであり、また、他から受け入れてもらえている経験がないと、自分のことを話すことはなかなかできないと思うので、そういう点で、しっかりお話されているところを見てすばらしいなと思いました。

 本当にありがとうございました。

 お体大切になさってくださいね。

5月1日(火)

初めて農業の体験をしました、きっかけはある休日に森に行く機会があり、そこで芝生を見たことでした、「草」なのですが、なんの珍しいこともないことなのですが、本当に久しぶりに見たような気がして風に吹かれている草をじっと見つめてしまいました。普段、会社と自宅の往復でほとんど自然と触れ合うことがなくなっていていたのに気づいたのでした。とても懐かしくなりました。もっと自然と触れ合うことを何かしたいなと思い、今回のファームステイに参加しました。

とてもきれいな空気、緑、土の香りに囲まれて、とても癒されています。

今日はデルタとレイキを使ってダイコンの種を植えるまでの作業を手伝いました。思っていたより体がきつくて、

M・H (東京都・女性)

4月30日
 水輪に来て木々や太陽が美しいな、みんなと共に働けてうれしいな、と思う時もあれば自分の自信のなさや否定していることが心の中に上がって来ています。体が緊張したりしています。水輪の掛け軸に書いてあった、「無限の可能性がある」からは程遠いことを心の中でやっているように思う。ダメだと思えばダメでストップしてしまうし大丈夫と思えば大丈夫なのだろう。

5月1日
 厨房での仕事はやはり日頃していないのでみじん切りはおそく戦力にはなってなかったようであった。でも一日があっという間でした。自分が携わった料理があとで自分も食べられて嬉しかったです。目の前のことを一生懸命にしたという感じでした。それをすると時間の感覚がなくなるような気がします。自分に欠けているとことはここだったように思いました。
 仕事にしても日常にしても今していることと違うことを思っている時がある。仕事が嫌だ、合わないと思っていると今に集中出来ず問題を起こしてしまう。悩みをひきずったままするのではなく、今をちゃんとすることが私には大切だと思った。

Y・S (東京都・女性)

4月28日

 相手に物事を指示する時のことを考えた。相手に
 ・わかりやすく
 ・ シンプルに
 ・ 尊敬の念を持って
 ・ 辛抱強く
 伝えているだろうか?分かりやすく伝えるということは
 1、 内容を咀嚼、消化し自分のものに出来ているということ
 2、 全体を見渡す視野ムBIRD EYEを持つ
 3、 相手の理解しやすい方法=キャッチしやすい球を投げる
 自分のなかに相手に何かを頼むことへの罪悪感がある時、エゴの強い時、私のオーダーの出し方はねじ曲がってしまう。こういう時、私は相手も自分も大切にしていない、ということだ。
 そして、相手に尊敬の念を持てなくなっている時、それは、自分の思い上がりが大きくなっている、ということ。

4月29日
 とても早く起きたのに、短い1日だった。そして途中、全く眠くない、空腹感もない。緊張しているのか?集中しているのか?ものすごく充実していたのはたしかだ。
 こんなに長い時間厨房(台所)にいるのは生まれて初めての経験。まな板出して、切って洗って拭いてしまってまた出してを何回繰り返しただろう。その繰り返しの中で、ふと、同じ小松菜でも触った感触、包丁を入れたときの、手に伝わってくるものがそれぞれ違うんだ!と思った。食べること、生きること、大切なことは毎日毎日の繰り返しの中にかくれている。かくれているからちゃんと見ないと気づけない。
 そして、ここ水輪は厳しさと許しのエネルギーに満ちた場所だと思う。どちらも愛に基づくもの。一瞬一瞬この厳しさと許しの空気がピンと張っている。これは、ここにいる人々のエネルギーと、その波動の高さが作り上げているんだろうなと思う。私も厳しさと許しの力を付けて行きたい。

K・A(茨城県・女性)

4月29日
 今ここで若い人たちと共に、早穂理さんや塩沢夫妻とこうして時を共有しているのはとても不思議な気持ちです。昨夜ふと心にうかんだ言葉“謙虚”これがキイワードなのかな
 生かされているということはとても幸せなことで、与えられた生命を大切に生きたいと思っている。でも使いそびれた食品を無駄にして「アー又やってしまった」と反省してもケロリと次の買い物をしてしまう。水やエネルギー、食物、そして生命をいとおしんで感謝して大切にして行こうと心していても、自分の過失につい甘くなっている。きっと真剣に真っ向から大切にしきれていないのだと思う。 

4月30日
 厨房二日目にしてようやく動き方が少し飲み込めてきて、初めは「じぶんはいつも何ていい加減なことをしていたのだろうか」という反省のみだったのが、「そうだ、こういうふうに動いたら今までよりもっと満足感、幸福な思いを味わえるだろうな」と思えて来た。
 一日の仕事の終わりにただ汚れを落としたい、という気持ちでていねいに床を拭き掃除している実習生を見て、寝そべってテレビを見ながらご飯を食べていた人が・・・と、びっくりしました。くる理由がきっとあったんだと思います。息子たちがもう少し若かったらしばらく行きなさいと勧めるのにと、少々残念でした。

S・A (神奈川・女性)

5月3日
 一番忙しい時間(昼食時)に着いてしまい、まずは母屋で食器洗い、片付けにすぐに取り組むことになり、量の多さにやりがいがありました。食器の片付け、ふきん干し等家でもやっていることですが、量の多さと雰囲気でその事に集中して出来ることが普段と違ってうれしく思いました。
 皆さんの取り組む姿を見て、エネルギーをもらった感じです。明日はもう少しまわりも見れるよう意識したいと思います。

5月4日
 他のことを考えず、今日も一日今のことに向かうことが、また、そうせざるを得ない状況が心地よく思う。
 (研先生の話をきいて)まわりを見る時に研先生やスタッフの目の動きを見ると、次に何をするのか、したいのかを気づくことがあり、それをもっと意識出来ると良いと思った。

5月5日
 最終日ということか、スタッフのKさんの笑顔が多いようにみられた。私自身もハードなワークは終わるんだなという気持ちがあったように思う。朝食片付けのお皿の油汚れがちょっとひっかかりながらも大丈夫かなという甘さをM子さんに指摘されてかえって良かったと思う。
 帰られるゲストの方が声をかけて下さるのが本当にうれしかった。私が水輪に来るきっかけは友達から養生塾を教えてもらったことだが、その前に山本忍先生にもお会いしていたので帰りに握手していってくれたこともありがたかった。
 事前資料のスタッフの心得で「笑顔を」(鏡を見た時の顔でなく)という文章にギクッとしていたので心がけようと思っていた。が、気が付くとむっとした表情だったのではと思う。また、すっと声が出ず、「ありがとうございました」などな基本的なあいさつが大きく出せない自分。それがなぜなのかはわからない。心から感じていないのか?
 J子ちゃんが手際が良いと言ってくれた時に、また次の事を予想して動かなきゃダメよとみどり先生が言ってらした時、こうした方が効率が良いだろうと思った時、色々な時に、私を育ててくれたのはやはり家族なんだろうなと感じました。子育ての中で段取りをし、並行して洗濯や料理をし、という毎日の生活の大切さ。無我夢中でやって来た時代は今回のワーク中の様に余計な事を考える間もなかった。が、だんだん体に余裕が出てくると心に余裕が出過ぎたのか。自分の思い通りにならない時の、対処の下手さのストレスが病気のきっかけでもある様に思います。

T・K (千葉県・男性)

4月28日
 目標:60年の人生の垢を落として、出て来た新たな自分と向き合おう。
 これまでに経験した事のない五日間になるだろう。プログラムは細かく立てられており、その時々に何をするかも大方予想は出来た。しかし一つ一つの活動に集中して全力で成し遂げる。気がそのことに集中する、体が反応する、気配りが出来る、持続する等々不安はある。ただ気持ちが前向きになっているので自分に期待している。

4月29日
 水輪、といえば大きく視界を開けさせている窓。いつ来ても、その空に汚れも曇りも付着していたことがない。今日はこの憧れの「水輪の窓ガラス拭き」。
集中して一気に仕上げたつもりが、窓枠を持つ指が時々ガラスにかかる。確認をしないまま次に移ったことが気がかり。
 こけ玉の水やりをしていて、こけ玉がこんなに乾きやすいとはしらなかった。特に陽当たりの良い場所、ヒーターのきいた部屋のこけ玉のあまりの軽さにハッとする。水に入れた時ゴポゴポと水を吸い上げる音は「待っていたよ、ありがとう」と言っていてくれている様に聞こえる。水から上げた植物の生き生き、つやつやした輝き。まさしく水は命の源。命のつながり、水のめぐりを感じる。

4月30日
 皆さんのご配慮のおかげで体の疲れは回復したが、気持ちの方は下降気味。これではいけないと思いながら、思考停止といった感じ。
 私には、食事時のスリッパの整理、出し入れ(下足番)の仕事を与えられている。
・ 笑顔と明るい挨拶で迎える
・ 常に整理整頓、清掃に心掛ける。
・ 少なくとも講師の先生の靴は直ぐに出せる様にする
・ 帰りがけをスムーズにするにはビジターの前で(下足番が)靴を棚にいれる。
昨日より今日の方が帰りに靴を探している時間が大幅に短縮した様に思う。

J・F (奈良県・女性)

5月3日
 今回の目標は常に笑顔で言い方も柔らかくていねいに。そしてまわりをよく見るということでした。
 前半はまずまずでしたが、夕食時は全然余裕がありませんでした。夕食の片付けの時は自分は仕事に追いつけず、他のことができずにYさんがどんどん動き、指示を出されているのをさすがだなあと横目で見つつ、自分のことだけに必死でした。
 反省点は指示を確認しても明確な答えが返ってこなかったので(料理を)持って行ってしまい、また持って帰らなくてはいけなかったことです。確実に確認するとタイミングを逃し動けなくなってしまうこともありましたが、それでも確認は必要だと思いました。

5月4日
 厨房にもだいぶ慣れたと思っていたのですが、大変な所は全部他のボランティアスタッフがフォローして下さっていたのだということがよくわかりました。
 昨日研先生が料理の数をカウントされていたのに朝のパンではそれを応用することが出来ませんでした。何をどの器にとれだけ盛るかなど、いい勉強をさせていただきました。

5月5日
 今日はたくさん失敗をしましたが、楽しい一日でした。フィードバックもいただけて、みどり先生やスタッフの方とも和やかな時間を持てましたし、他のボランティアスタッフの方ともお話し出来て良かったです。
 今日の失敗についてかんがえてみると、それがどういう意味を持つのかを考え、終着点がどういうものかのビジョンを持つことが出来なかったことが大きな原因だと思いました。言われたら、思いついたら即行動するのではなく良く考えて動くことが大切だと思いました。そして何より確認することが必要だと痛感しました。
 昨年と比べて、自分がだいぶかわったなという感じがします。少し肩の力が抜けて楽しめる様になりました。

Y・T (東京・男性)

4月30日
 今日はゴムを延ばしっぱなしで走った感じ。確かに今を生きている実感はあり、若いとき、トライアスロンを終わった時の充足感です。でもこの年になるともうこれ以上は出来ないと思う反面まだやれるとも感じた。今までのボランティアの中で一番ハードだった。確かにこういう中で若い人をきたえれば強くなる。

R・M (北海道)

4月27日(母屋の食器片付けをして)
 使った食器を洗い、片付ける、また、終了した台所をその都度きれいにするというあたりまえのことが今までの生活でとても粗雑に行っていたのだと気づかされました。その都度行うことは今までとても面倒に思っていましたが。全て終わってみるととても気持ちが良いものだと思いました。

4月28日
 中庭の枝拾いと落ち葉掃き。きれいにするよういわれるが、こんなに広い場所を全部・・・・と正直気がすすまなくもあった。また、きれいにしてもすぐ汚れるのになどと思う自分もいた。しかし、少しづつきれいになってゆくにつれ、そう思う自分も徐々にいなくなり、ただこの場がきれいになって心地よいという気持ちになってきた。すぐ汚れるのに・・・・と思う自分は生きること自体もおろそかにしてしまっていたのだと思います。

4月29日(厨房での作業)
 限られた時間の中でいかに効率よく作業を行いお客様を心地よくもてなすことが出来るか。
 今までも時間に追われて仕事をしている時はあった。が、なかなか気配り、目配りをしながら自分が何をしなければならないかを考え、動くことは難しいと感じます。しかし、大きな仕事を成そうと思う程、様々な面に気配り、目配りをしなくてはならないということを身にしみて感じさせられました。ここ(水輪)ではスタッフの皆さんが気配り目配りがきちんと出来る様に学びを深めてゆく場だということも日常生活の中で肌で感じました。自分も少しでもそうなりたいと思います。

5月3日
 今日はボランティアスタッフのKさん、Tさんがワークを終了することになり皆から二人へ(別れの)あいさつの言葉があった。そのどれもが本当に一緒に共有出来た時間にあたたかいものを感じたという言葉ばかり。自分からのあいさつの前に泣けてきました。何故だかわからないが、人は本当に心の底から崇高なものに出会い感じると魂が喜んで泣けてくるのかもしれないと思った。黙々と人の履物を揃えるKさんの後ろ姿は目に焼き付いて離れない。たった数日の出会いなのに他人の心にこんなに印象を残せる二人。私もそんな人になりたいです。

5月5日
 長かったようであっという間の八日間でした。初めの二、三日は全日続けられるか不安で帰りたいような気分で毎日のワークを行っていました。ボランティアスタッフとして一人前に働かないといけないとストレスに感じていたことも原因としてあったと思います。ただ仕事、と考えると効率よく働くことが大切で、出来ない自分に価値がないと思ってしまいますが、「ワーク」として考えると自分を高める、自分の問題に気付くということが大切になってきます。これに気付けて本当に良かったと思います。
 素晴らしい水輪の皆と一緒に働くことが出来て感謝しています。(アントロポゾフィーの)参加者の方々も、モチベーションが高くお話ししているだけでたくさんの学びとなりました。

K・Y (長野県・女性)

4月29日
 どこまでも青い春の空と鳥の声、風の音は最高に気持ちが良かったです。アントロに参加される先生たちがもたらしたのでしょうか?すごいエネルギーだなあ・・・・と思います。
 今日、落ち葉拾いをしました。その中で若い草木の芽や葉が、枯れ葉を突き破って成長しその枯れ葉を持ち上げつつなお成長を続けている姿を目にしました。この光景を目にした時、真っ先に「人の死」を思いました。多勢の方とのお別れを経験してきましたが、まさに「その人の生き様」=「死に様」だと感じました。その人が生きて来たように死ぬのです。そこには間違いも正解もありません。まさにあるがままです。ありのまま、あるがままの自分で生きることで、そして死にゆくことで私も次の世代へ、そして周りの人へ伝えていけるものがあるのならば、それだけでも私の存在意義はあるのだと感じます。

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