美しい信州の自然と共に・・・人と自然が共生する21世紀の新しい音楽祭
2001年〈第2回〉癒しの森の音楽祭

癒しの森の音楽祭は下記の内容で開催されました。
開催内容
参加アーティスト・プロフィル
報告
参加者・実行委員の声
「癒しの森の音楽祭」実行委員会
癒しの森の音楽祭
開催趣旨の掲示
戸隠に向かっての演奏

〈と き〉8月11日(土)午後2時〜4時頃

〈ところ〉上信越国立公園・戸隠鏡池

〈参加無料〉

〈内 容〉

・人と自然が共生する21世紀の新しい音楽祭
・戸隠鏡池周辺清掃活動
 車で来られる方も駐車場から会場まで各々ゴミ拾いをしながらお越しください。

〈開催趣旨〉

大自然は人々の心といのちをいつも癒して勇気を与えてくれる。
戸隠の山々、風にそよぐ木、戸隠を映す鏡池、天に木霊する歌と調べ、和太鼓の響き。
人も鳥も風も花も月も太陽も水も森も草も・・・ひとつらなりのいのちを生きている。
大自然すべてのいのちへの感謝をこめて・・・

 この音楽祭は、環境省戸隠事務所、長野県、長野市、戸隠村をはじめ、長野県環境保全協会、報道関係各位の御協力・御支援のもとに自然環境を守り、人と自然との共生を願って開催されるものです。
 音響・照明・舞台装置など一切使わず、楽器など生の自然の音を響かせようと企画されました。
 自然の音、風、木々のそよぎも全て音楽です。美しい信州の自然を守り豊かな地球環境を育てていくことに、一人一人が日々の暮らしの中にこの心を生かしてまいりましょう。
 音楽祭の前後に環境保全のための清掃活動なども行い、皆さん一人一人のささやかな心を美しい信州の自然にに捧げていただきたいと思います。ぜひ御家族でお出かけください。

清掃活動
ゴミの分別
資源ゴミへ

〈参加アーティスト〉

小林政高/和太鼓「梵天」 
橋本恵子(ソプラノ)
堀田峰明(オカリナ・カリンバ)
八木健一(ハーピスト)

〈主催〉癒しの森の音楽祭実行委員会
    実行委員長 塩沢みどり
    TEL 026-239-2630 FAX 026-239-2736
    〒380-0888 長野市飯綱高原2471-2198 ホリスティック・スペース「水輪」内

〈後援〉

長野県 長野県教育委員会 戸隠村 戸隠村観光協会 長野市 長野市教育委員会 長野県社会福祉協議会 長野市社会福祉協議会 長野県環境保全協会 信濃毎日新聞社 朝日新聞長野支局 毎日新聞社 SBC NBS NHK FMぜんこうじ

〈広報〉

長野県テレビ県民室(SBC) 長野県ラジオ県民室(SBC) 広報ながの(長野市報)
7月25日 NHK長野放送局・プラザN
8月11日当日 NHK、SBCの取材 夕方のニュース番組にて報道される。
交通の誘導(協力:戸隠村)
NHK、SBCの取材
フィナーレ
 

 

参加アーティスト・プロフィル

小林 政高/和太鼓「梵天」

 1966年生まれ。大学卒業後会社員時代に河手政次師に師事。和太鼓の道に入る。現在は東京を中心に活躍。道場を開き、生徒多数を持つ。戸隠奉納演奏は今年で6回目。 

 その華麗なバチさばきは日本各地に伝わる伝統的な打法でソロ演奏は極めて難しいものであるが、独自の研究と修行の中で見事な演奏を披露してくれる。1999年新たに和太鼓グループ「梵天」を結成今後の活躍が大いに期待されている。2000年夏には和太鼓では日本最大のイベント「秋田大響祭」にデビュー。いきなり全国選抜された。

梵天メンバー/田中博子・久斉英子・山田隆正・小林桃

 

橋本 恵子(ソプラノ)

 宝塚市出身。大阪音楽大学声楽科卒業。同大学院オペラ科修了。二期会会員。オペラ、ミュージカルナンバー、ポップスと幅広いジャンルをこなし、コンサート・ディナーショーなどに数多く出演。各地で開催される市民ミュージカルでは脚本から演出までたずさわり、オリジナルミュージカル作品を制作し、プロデューサーとしてコンサート、講演でも活躍する。特に、ブリージング・セラピーを取り入れ、老人問題、子供のいじめ等に、積極的に取り組み健やかな心身の解放を指導している。

 

堀田 峰明(オカリナ・カリンバ)

 17歳の夏にモンゴルへ、大草原で吹いたオカリナの素朴な音色に魅せられ演奏を始める。即興を中心とした独自のソロ活動と、さまざまなアーティストとのコラボレーションを96年より日本全国で展開。97年、カリンバ、ネイティブアメリカンフルートの演奏を始める。98年、横笛演奏者福井幹氏、コラ演奏者川岸宏吉氏との虹のひびきCelestial Harmonyを結成。全国各地でのコンサート活動のほか、99年12月には同名のCDアルバムを発表。99年9月1日、フジTV系「ニュースJAPAN」の特集「現代人の心に効く新世界音楽」にて、その音楽活動が取り上げられる。2000年4月、初のソロCDアルバム「いのちの詩/OKARINA」を発表。

 

八木 健一(ハーピスト)

 12才よりアイリッシュハープを始め、17才の時、ヨゼフ・モルナール氏の勧めでペダルハープに転向。桐朋学園大学ディプロマコースに入学。在学中、小澤征爾指揮の桐朋学園オーケストラと共演するなど、N響団友オーケストラ(N響OBを中心に活動)・日本新交響楽団・新日本フィルハーモニー・ニューフィル千葉ハーモニーオーケストラ・名古屋フィルハーモニーオーケストラ・群馬交響楽団・東京シティーフィル等にエキストラとして出演。また、日本では数少ない男性ハーピストとして、イスラエルやウィーンで開かれた世界ハープ会議に出席するなど、日本音楽家ユニオンではフリークラシック会議の監事を務めている。1994年から2年間は社団法人東京アメリカンクラブにレギュラー出演していた。現在は、日本青少年文化センター他、室内楽やソロ演奏などフリーで活躍している。

癒しの森の音楽祭の開催報告

〈開催日〉8月11日(土)午後2時〜4時頃

〈参加人数〉およそ250人

〈開催状況〉

 天気予報にも関わらず天候に恵まれ、予定通りに開催することができました。参加アーティストは和太鼓の小林政高さん他4名、ソプラノ橋本恵子さん、オカリナ堀田峰明さん、ハープ八木健一さん、横笛まるさんを迎え自然とともに奏でる音楽を満喫することができました。参加者の方々からは「素晴らしかった」「自然の中で聴く生の演奏の素晴らしさをあらためて感ずることができた」等々好評のうちに終了することができました。またこの音楽祭の趣旨に関してもおおくの方々の共感を得られ、これもひとえに御支援いただいた環境省戸隠事務所、戸隠村、長野県、長野市、長野県長野市の各教育委員会、長野県環境保全協会、戸隠村観光協会、長野県長野市の各社会福祉協議会をはじめ報道関係各位のお力添えがあったればこそと、御礼申しあげます。
 さらに開催前後の清掃活動も森林公園の中も含めて予想以上のゴミ拾いができ、自然環境の保全にお役に立てましたことを嬉しく思っております。また、当日の交通整理等に御尽力たまわりました戸隠村の関係者の皆様方にも心から感謝申し上げます。
 もとよりこの企画は営利を目的としたものではなく、長野県の自然環境の保全への啓蒙、また生の楽器、歌を自然の中で奏でることを通して子供達への情操教育に貢献できればと計画させていただきましたが、参加者を初め参加アーティストの方々においても、音楽の原点に返ることができたとのメッセージもいただきました。どうか今後とも御支援賜りますようお願い申しあげます。

癒しの森の音楽祭実行委員長 塩沢みどり 

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